今回から新企画になります。
以前、謎の木の箱を分解しました。
前回のブログでは、このケースを分解して、正体をさぐる内容でした。結果として、時計だったんでしたが、時計は以前も作ったし、ギクシー管を6個もそろえるのはお金がかかりすぎるので諦めました。
そこで、せっかくこのおしゃれなケースがあるんだから、せめて何かに応用できないかと思考錯誤しました。
とくにこのケースは、直径34mmの丸い穴が6個も開いている点です。
これには、スピーカーとVUメータ―がぴったりでした。
そこで、スピーカー4つ、VUメータ2つのオーディオアンプスピーカーを作ろうと思います。
スピーカーの選定
今回は、サイズも小型なので、音質はあまり求めず、デザイン優先で作ることにしました。
スピーカーは、同じ直径34mmのものを選びました。
Amazon 小口径アルミコーン!フルレンジスピーカーユニット1.5インチ(34mm)3Ω/MAX8W
価格;590円
- ユニット1個単位での販売です
- 1.5インチフルレンジスピーカー
- 15mmボイスコイル
- アルミコーン
- ネオジウムマグネット仕様(防磁仕様)
インピーダンスが3Ωしかないのがすこし気になりますが、おおむね大丈夫だと思います。
VUメータ―
VUメータ―は、最近は手に入るのかなと心配しましたが、Amazonを探すと、海外の安いものがありました。
Amazon VUパネル レベルメーター 6V〜12V 500μA 高精度 バックライト付 2個
価格;1990円
- 材質:プラスチック、電子部品
- ヘッダDC抵抗:630オーム
- バックライトフィラメント電圧:DC / AC 6V〜12V
- フィラメントによるバックライト付き500μAVUメーター
- それはオーディオレコーダー機器で広く使われています
二個セットで1990円。結構お手頃です。
ブロック図
下記にブロック図を示します。
スピーカー単体のインピーダンスが低いため、一個のアンプからスピーカーを並列で接続するのは厳しいと思います。そのため、それぞれにアンプをつけなければなりません。
アンプの手前に、二連の可変抵抗を置き、これをボリュームとして使います。
音声入力から、アンプと分岐させて、VUメータのドライバを並列で繋ぎます。
また、DCジャックで任意の電圧を入れられるようにして、レギュレターの回路を入れ、各回路に供給します。
次回は、これを回路図に起こします。