1. 生産活動について
今週生産した製品に関する進捗です。現在、6桁のガラス管LED時計「CK13」を制作中で、まだ半分程度の進捗なのですが今週中には1台を完成させる予定です。
CK-13は、作っている途中が、個人的には一番おしゃれだと感じています。LEDの下組みには、何本も配線を通す構造になっているので、これが配管かっこいいなあといつも思います。
我ながら、いつもほれぼれしながら、空中配線時計を生産しています。この気持ちがずっとあるからこそ、やり続けれるんだなと思います。
2. 漢字キーホルダーの方針
次は、漢字キーホルダーについての余談です。昨年の蒸奇博覧会で初めて出品し、大変ご好評いただいた漢字キーホルダーですが、改めて方針をまとめることにしました。
これまで柊工房が提供してきた作品は主にLED時計であり、価格帯が高めであるが故に、多くの皆様に空中配線を楽しんでいただく妨げにもなっていました。そこで、よりリーズナブルな製品として、昨年から漢字キーホルダーを販売しはじめました。
この漢字キーホルダーの発想は、昔秋月で売っていたフレキシブルLEDを使った小さなネオンサインの制作から始まりました。このネオンサインの骨組みとして、漢字の形をかたどったワイヤーを作りました。
この技術を応用して、それを小さくしてキーホルダーにしたのです。
最初は、蒸気博覧会で5〜6個程度しか作らなかったのですが、大変ご好評いただき、その後もデザフェスでは完売しました。
ただ、漢字キーホルダーの唯一の課題点が、漢字の種類が多すぎることです。常用漢字だけで2000字以上あるので、とても作り切れません。また、どの漢字がどの人に刺さるかも難しいです。そこで、漢字キーホルダーの販売戦略として、普段置いておく漢字は、全員に共通して刺さるようなシリーズの漢字を選び、それ以外の漢字は通販による受注のみとする予定です。
特に干支の漢字をベースにして、イベントで常に置いておくことを考えています。
価格は1000円から1500円程度で、どんなに高くても2000円を超えないように設定する予定です。
あとは、オプションとして、タッセルをぶら下げようと思います。
刺繡糸のようなものと、銅線で作れることがわかったので、タッセルも追加します。
3, 来週の活動
来週は、ひたすら生産になります。CK13を1台組むのと、VFD時計の設計を始めていきます。
今週は少し短いですが、以上になります。