今回は、wiiリモコンを分解しました。
一時は大人気だったwiiですが、みなさん覚えているでしょうか。
今や、ハードオフで300円で投げ売りされています。
せっかくなので、分解してみることにしました。
さっそく、開封します。
なるほど、まあこんなもんだろうな。
やはり、wiiといえばリモコンの傾きや振ったり、高さや水平移動を検知していました。さて、そのセンサはどこにあるでしょうか。
くわしく見ていきます。
本体上面の裏側にはスピーカーがついていました。
なるほど、ボタン周りはすごくシンプルです。導電体をはりつけたシリコーンのボタンを基板の接点にあてることで、ボタンの役割を果たします。
あとは、振動モーターと、前にCMOSカメラがついていました。なるほど、水平移動などはこのカメラで見ていたのでしょうか。
真ん中にあった十字のボタンは、導電体が4つ。。?と思っていましたが、一つでした。
また、接点が4つです。どの、接点同士を繋げるかで、十字の方向を決めているようです。
ジョイコンをつなげるコネクターは金メッキでした。
また、電源の入力には、ルビコン製の電解コンデンサが入っています。
基板の裏面には、ジョイスティックと通信するためのDTMFレシーバIC(BU8872)や、Wii本体と無線で通信するためIC、BLOADCOM製のBCM2042が搭載されています。また、BCM2042の四隅に、三角のパットがありました。
おそらくこれは、ノイズ試験がうまくいかなかったときに、ここに金属のカバーをつけるためのパットでしょう。
ノイズ耐性がよかったので未実装になっているのでしょう。
また、表面にはEEPROMのようなものがありました。これは、データを保管するメモリのようなものです。最低限の動作を記憶しています。
また、表面の上側に加速度センサーがありました。これでwiiリモコンの傾きを検知しています。
また、近いうちに、これらのICチップを調べて、ブログにできたらと思います。