2021.8.21 Wiiリモコンを分解した

今回は、wiiリモコンを分解しました。

一時は大人気だったwiiですが、みなさん覚えているでしょうか。

今や、ハードオフで300円で投げ売りされています。

せっかくなので、分解してみることにしました。

さっそく、開封します。

なるほど、まあこんなもんだろうな。

やはり、wiiといえばリモコンの傾きや振ったり、高さや水平移動を検知していました。さて、そのセンサはどこにあるでしょうか。

くわしく見ていきます。

本体上面の裏側にはスピーカーがついていました。

なるほど、ボタン周りはすごくシンプルです。導電体をはりつけたシリコーンのボタンを基板の接点にあてることで、ボタンの役割を果たします。

あとは、振動モーターと、前にCMOSカメラがついていました。なるほど、水平移動などはこのカメラで見ていたのでしょうか。

真ん中にあった十字のボタンは、導電体が4つ。。?と思っていましたが、一つでした。

また、接点が4つです。どの、接点同士を繋げるかで、十字の方向を決めているようです。

ジョイコンをつなげるコネクターは金メッキでした。

また、電源の入力には、ルビコン製の電解コンデンサが入っています。

基板の裏面には、ジョイスティックと通信するためのDTMFレシーバIC(BU8872)や、Wii本体と無線で通信するためIC、BLOADCOM製のBCM2042が搭載されています。また、BCM2042の四隅に、三角のパットがありました。

おそらくこれは、ノイズ試験がうまくいかなかったときに、ここに金属のカバーをつけるためのパットでしょう。

ノイズ耐性がよかったので未実装になっているのでしょう。

また、表面にはEEPROMのようなものがありました。これは、データを保管するメモリのようなものです。最低限の動作を記憶しています。

また、表面の上側に加速度センサーがありました。これでwiiリモコンの傾きを検知しています。

また、近いうちに、これらのICチップを調べて、ブログにできたらと思います。

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