柊報 2025年1月22日

今週の活動報告をお届けします。

まず、今週の大きな出来事は2つあります。

ガラス管LED時計「CK-05B」の基板を発注しました

1つ目は、ガラス管LED時計「CK05b」の基板を発注したことです。

下記が、設計したガラス管LED時計の基板の外観です。

【写真1 設計した基板の外観】

 

昨年までのバージョンと比較すると、サイズやデザインはまったく変わらず、品質面を工夫し、より頑丈で作りやすい設計に変更しました。柊工房は基本的に空中配線なので、基板を設計するのは年始のガラス管時計だけなんですよね。

今回はJLCPCBという会社に発注をかけました。ほかの基板メーカーと比較しても、一番安く、30枚の基板を送料込みで約5000円程度で出来てしまいます。ほんの10年前までは、プリント基板をこんなに安く作れなかったので、本当に良い時代になったなあと思います。

久々の基板発注だったので、やり方を色々忘れていて大変でしたが、無事に注文できました。基板の設計で一番大変だったのは、ピッチ合わせです。パッケージのサイズが思った以上に小さかったり大きかったりするので、実際に印刷してみると意外とミスが出ます。なので、写真のように、実寸サイズで印刷して、ホンモノの部品を載せてサイズの確認をしています。

【写真2 柊工房のお家芸 実寸ピッチ合わせ】

 

また、はんだ付けのしやすさを考慮して、シルク印刷も丁寧に行いました。部品の型番やサイズを明記して作りやすくしたり、電源の接続も、タイプCのコネクターから、リードのはんだ付け1本でまとめることで、様々なケーブルでも対応できるように改善しました。

これで作業がしやすくなり、より多くの時計を作れるようになると期待しています。イベントでガラス管の時計が大変人気なので、今回もたくさん作ろうと思います。

【写真3 ガラス管LED時計】

 

ハンドメイドジャパンフェスを見に行きました

2つ目の出来事は、先週末に東京ビッグサイトで開催された「ハンドメイドジャパンフェス」に行ってきたことです。出店はしていませんが、毎年見に行っているイベントです。

今年は特に3月に開催される「大阪アートてづくりバザール」の展示の参考にするために、明るいエリアでの展示方法を見てきました。

イベントによって雰囲気が違いますが、ハンドメイドジャパンフェスではデジタル時計の出展がほとんどありませんでした。針時計が数組見られましたが、デジタル時計は私が見た限りではゼロでした。自発光する製品自体が少ない印象です。

【写真4 HMJの主な作品(HMJのホームページから抜粋)】

客層もほとんどが女性で、アクセサリーや服飾品が多かった印象です。私のようなLED時計は場違いかもしれませんが、逆に目立つこともできると思います。

また、HMJを見ていて思ったことは、ぱっと目につくブースの特徴は、なにより、何を売っているのかが、すぐにわかるようにしているところです。とくに、大きい文字で、「ピアス」「かばん」「マカロン」などと、一目見て何屋かわかる看板を掲げていることや、大きな作品を高いところに飾っているところは、何を売っているのかが分かりやすく、つい見にいってしまいます。何を売っているかを明確にすることが大事だと感じました。

逆に、お店の店名を掲げるのは、本当に名が知れた有名店であれば別ですが、あまり人をひきつけない気がします。

柊工房も、例えば「置時計」と大きく書いた看板を掲げることで、遠くからでも目立つようにしたいです。

【写真5 こんな感じで看板を出したい】

今年の活動予定について

以前、応募したと話していた5月のデザフェスminiには落選してしまいました。

なので、今年はデザフェスに出れる可能性が極めて低いので、通販を強化していこうと思います。3月の大阪アート手作りバザールが終わったら、通販を開始する予定です。今年は在庫を確保する方針で、3月以降イベントと通販を併用していきます。

今年のイベント予定としては、下記になります。

①[3/22,23](大阪・南港) 「大阪アートてづくりバザール」→出展確定

②[4/29](群馬・前橋)「鉄と蒸気と奇譚のまち」→出展確定

③[6/21,22](愛知・名古屋)「名古屋クリエイターズマーケット」→応募予定

④[夏頃]「ハンドメイドジャパンフェス」→応募予定

⑤[秋頃]「異世界まあけっと」→応募予定

⑥[秋頃]「日本蒸奇博覧会」→応募予定

 

以上、今週の週報でした。ありがとうございました!

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