皆様どうもご無沙汰しております。柊工房 ひいらぎでございます。
2025年1月14日時刻は21時42分でございます。今週のトピックとしては大きく4つあります。
①ディップフラワーを作ってみました
まず一つ目は、今週の土曜に、ジュンク堂行きまして、ジュンク堂でディップフラワーに関する本を見つけました。
[写真1: ジュンク堂で買ったディップフラワーの本]
皆さんは、ディップフラワーを知っていますか。僕あんまり知らなかったんですけど、薄いガラスのような花びらを作れる技法でして、僕、初めて見たときは、レジンで作っているのかなと思ってたんですよ。でも違いましたね。
デザフェスでよくご一緒する、四季相物語(shikisoumonogatari) という方がいらっしゃいまして、おそらくその方がやってる技法がこのディップフラワーアレンジメントというやり方をしてまして、要するに、とても粘性の高いレジンのような液体に、例えば細い針金で花とか花びらの形を作って、それをディップして膜を作る。そして、その膜が乾くことによって、薄いガラスの花びらみたいなお洒落なアートができるっていう技法らしいです。
で、これをですね、ジュンク堂でたまたま見つけまして、さっそく挑戦してみようかなと思いました。翌日の日曜日ですね、僕、埼玉の志木に住んでるんですが、車で30分ぐらい行ったと、行った三芳というところに「アークオアシス」というハンドメイド雑貨のお店があります。そこにですね、ディップフラワーの グッズが色々買えるので、さっそく買ってきました。色は、緑色のディップ液と、ワイヤーです。
[写真2 アークオアシスで購入したディップ液]
それでですね、銅線で輪っかを作って、試しに葉っぱを作って、ディップしてみました。案外、すぐに乾きました。他の方みたいに 綺麗な透明な感じには出来なかったです。もうちょっともう一工夫がいるなっていうような感じです。
[写真3; 初めて作ってみたディップアート]
これはディップフラワーの可能性を感じました。これで花びらとか作って、空中配線の時計とかドライフラワーの時計とかと融合させたいなと。
それこそ現在リリースしているドライフラワーの時計(CK-05)なんですけど、 ドライフラワーの時計とかにも合わせられるかもしれないですね。今は、本物のドライフラワーを飾ってるんですけど、それをディップアートのドライフラワーで作るのもありかもしれないですね。
ぜひ作りたいと思ってるのは、空中配線の回路そのものをディップアートでアレンジできるんじゃないかなとちょっと思います。 そしたらまた新しいのができるかなって。よくいろんな作家さんの作品見ると、ディップフラワーで作った花の中に、LEDを仕込んで 光らせるだけの方はいっぱいいらっしゃるんですが、光らせるだけじゃなくて、例えば中にほんのり7セグで数字が見えるとか、光り方を色々制御させてあげたりとかしてみたいなと思います。柊工房の強みである電子回路を色々いじくれるという強みを、ディップアートと合わせてなんかいけないかなっていうのはちょっと考えています。ちょっとやり方がまだ うまく見つかってないのであれなんですけど、ちょっと考えてみたいなと思っています。
なんで、ディップフラワー、ちょっと今後どこかで取り入れると思いますので、まだちょっと要素技術を研究中になります。
②今週の生産(漢字キーホルダーと発電機型時計)
2つ目の話は、今週の生産内容についてです。
大阪アート手作りバザールに向けて、漢字キーホルダーをいくつか作りました。
今回は11枚作りました。こちらです。
いつも悩むのは、何の漢字を作ろうかということです。常用漢字だけでね、何百字、何千字あるので、どう絞っていくかが難しいところです。
また、月曜日は発電機型のLED時計を生産してました。
今、2台まだ生産中です。今週の金曜日までには仕上げようかなと思っています。それにしても久々に空中配線しました。2か月ぶりぐらいに生産をしたんですけど、腕がなまってしまってるんで、またしっかり練習していかないといけないなと感じております。今週の活動はそんな感じです。
③念願のガラスドーム見つけました
あともう1個話題がありました。 一昨日、 いつもガラス缶とかドライフラワーとかを仕入れてるお店に行ったら、ドーム型のガラス管を見つけました。
ずっと探してたんですよ。
今まで円柱型のCK-12という機種があるのですが、あれ本当はドーム型の丸いガラスケースなんですよね。
本来はドーム型だったんですけど、このドームのガラス管がなかなか手に入らなくなってしまったので、仕方なく円柱型にしてるっていう、実はそういう系譜があります。
ただ、円柱型の良くないところは、ちょっと斜め上からの視点でLEDが見えにくくなってしまうので、できればドームがいなと思ってたら見つけました。
ただこちら少しサイズが大きいんですよね。なので、少しリニューアルをして出してみようと思います。
また、同じお店で、写真のような小さいドーム型のガラス管を見つけました。
これがなんと、 柊工房が出してるCK08シリーズ。これがね、中にすっぽり入るんですよ。こんな感じ。写真があると思います。
かっこいいでしょ。同じ作品だけど、ガラスに入れるだけで印象が大きくかわりましたね。
ちょっと惚れてしまいまして。なので、この形でも出そうと思います。
④1/18 ハンドメイドジャパンフェスを見に行きます
今週の土曜はですね、 ハンドメイドジャパンフェスっていうイベントがあります。出店はしないんですけど、見に行きたいなと思っています。
特にですね、 3月に大阪アート手作りバザールが控えてますので、そこに向けて、とくに展示構成をどうしようかなっていうのを考えてます。
というのは、今までデザフェスとか蒸気博とかもそうですけど、あの暗いエリア で出店してきたんですよね。で、僕の作品はLEDなので光ってなんぼなので、暗ければ暗い、暗い会場じゃないとちょっと映えにくいっていうのがあります。なので、大阪アート手作りバザールは結構明るい会場なんですよね。そのため、ちょっと展示方法を考えなきゃいけないなと思ってます。ハンドメイドジャパンフェスは、いずれも会場が明るいので、その中でどういう工夫をされてるのかなっていうのを 、ぜひ下見させていただきたいなと思います。
⑤今日の余談(ライブコマースについての所感)
で、ここから先はですね、今週の余談です。
で、今週ちょっと語りたいのが、「ライブコマース」についてです。
ライブコマースって皆さん知ってますか。ライブコマース。
多分日本だと全然馴染みがないんですけど、中国などではライブコマースが結構一般的みたいです。要するに、インスタグラムとか、中国だとウェイボーなどのSNSで、たくさんフォロワーを持ってるインフルエンサーの方が、ハンドメイド系のイベントなどの店頭でオークションを始めちゃうんですね。
ライブ配信をしながらその場でオークションを始めてしまって、お店に並んでる商品を順番にライブで撮影していって、 配信を見ている視聴者が、これ買う、私買いますって、チャットを入れて、その場でどんどん調達して、後日で送付するという、要は ライブ配信するバイヤーみたいな感じですね。
私も一昨年、大阪アート手作りバザールに出た時に見かけましたし、ハンドメイドジャパンフェスを見に行った時も、あの人、ライブコマースだ。っていう感じの人がね、ちらほら見受けられたんですよ。それが1人とかじゃなくてね、結構な 人数いるんですよ。
で、あとは結構、その場でオークション始めるだけじゃなくて、そのブースのものを大量に買い付けて、会場の外で戦利品をずらっと並べて、1個1個その場でオークションを始めちゃうみたいな ことをしてるんですよね。
これがイベントによって、禁止してるイベントと、全く禁止してないイベントがあるんですよね。運営によってまちまちで。例えばデザフェスとかだと、はっきり禁止しています。それこそですね、外国人のガチムチの 黒人の警備員が、「No,ライブコマース」って言いながら歩いてるんですよ。だからデザフェスはライブコマース一切いないんですよね。
ただ、これが大阪と手作りバザールとか、あとハンドメイドジャパンフェスでは多く見受けられます。これがいいか悪いかっていうのが、賛否ありまして、ネット上のコメントを色々調べたことがあるんですけど、良いという意見も結構あります。
結局は転売屋と一緒で、一括で一気に売れてくれるので、ライブコマースの人が来るとありがたいっていう人もいるんですよね。一方で、 お客さん目線で言えば、買いたかったのに、ライブコマースの人がいっぱい持ってっちゃったみたいな、なくなっちゃったみたいに、損してしまうので、良くない面もあります。また、買いたいというお客さんに届かないっていうのもあるし、海外なので結構雑に送られちゃうので、品質が心配だなとおもいます。あとは、エンドユーザーが見えないので、 何かトラブルがあったとしても対応しにくいっていうのもありますね。
これに関しては、ちょっと柊工房のスタンスを話させていただくと、全面的に反対です。
理由はいっぱいあるんですけど、まず、柊工房の製品は電化製品になるので、海外発送自体が難しいんですよね。また、電子機器だと関税の問題があります。あとは何より空中配線ですから、壊れやすいので、飛行機とか 船とかで輸送するっていうのがちょっと現実的ではないかなと思っています。
あとは、メーカーが作る電化製品と比べれば、もちろん壊れやすい ていうのもあるので、もし壊れたっていう場合には、必ずアフターケアしており、基本的に無償で修理の対応はしてます。やっぱりエンドユーザーが見えないっていうのが正直一番難しいかなと思ってます。
イベントで直接買っていただくお客様とかであれば、何かしらの連絡手段がつきますので 大丈夫かなと思ってるんですけど、それがやっぱりライブコマースみたいなエンドユーザーが見えないのが難しいですね。
見ていると、ライブコマースの対象で多いのは、カバン、洋服、アクセサリー。要は海外に簡単に発送できるものですよね。もの を選んで見て回ってる感じがするので、多分柊工房には来ないだろうなとは思ってるんですけど。
それにしても時代って進みますね。もう物の売り方も変わりましたし、ライブコマースなんて聞いたこともなかったんですけどね。
要はライブ配信でやる通販ってことですもんね。ほんとすごい時代です。sns。今なんかyoutubeよりもなんか インスタライブとか、なんかそういうものの方が増えてる感じしますよね。
ということで、今週の週報と させていただければなと思います。
はい、ここまで長く読んでいただきましてありがとうございました。どうもありがとうございました。